彼女が生理前なのか何もしていないのにいきなり冷たくなりました…
彼女は生理前にイライラしてしまうようで、結構きつく当たられることが多いです。大好きな彼女なので冷められたんじゃ無いかととても心配になります、アドバイスよろしくお願いします。
今回は、このような悩みを解決できる記事をご紹介します。
こちらをご覧ください。

小林製薬が2012年に発表するPMS(月経前症候群)に関する男女の意識調査の結果です。
女性の9割が経験しているPMSを理解している男性は、この調査では1割といわれています。
僕自身も大学の専門的な勉強をするまで知らなかった・・・
この記事を読むことで男性の9割が認知していないPMS(月経前症候群)を理解することができます。

この記事を読むと、生理前に起こるPMS(月経前症候群)についての基礎知識を得ることで、あなたが彼女にどのような関わりを持てば良いかわかりますよ!
彼女が生理前でイライラする原因PMSの基礎知識
PMS(月経前症候群)とは?
PMSとは、 月経前(生理前)、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。
原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。
排卵のリズムが彼女の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。
この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。
しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。

PMSにいたっては授業では触れらていたことはほとんどないと思います。
僕も大学の看護学科に入り、勉強を重ねて学年が上がるまでPMSの知識は全くなかったからです。
男女問わず性に関する話は、デリケートに扱われるため、なかなか男性が理解する機会がないのも事実です。
「勉強する機会がなかったから」で終わりにしてしまわずに、ここでPMSについて知っていただき、彼女の起こる症状に関心を持って欲しいと強く思っています。
PMSの症状
精神神経症状として情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、自律神経症状としてのぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感、身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなどがあります。とくに精神状態が強い場合には、月経前不快気分障害(premenstrual dyspholic disorder : PMDD)の場合もあります。
PMSの特徴
上記症状が月経前に毎月現れ、月経開始後には和らぐことが特徴的です。
病院の診断では、出現症状を記録し、月経周期との関連を確認します。また、症状が似ているPMDDやうつ病など精神神経疾患でないことを確認します。
日本では月経のある女性の大半が月経前に何らかの症状があります。
生活に困難を感じるほど強いPMSを示す女性の割合は5.4%程度と言われていて、思春期の女性ではPMSがより多いとの報告もあります。
芸能人のゆうこすさんも上記のようにPMSの悩みを抱えているそうです。
ツイッターで#PMSと調べるとわかりますが、多くの女性が生理前に悩んでいます。
実際の声を知るとより理解が深まるはず!
彼女はあなたが嫌いになったわけではないです。

彼女本人も、何日も眠れなくて無気力で、イライラしたり、好きな人の好きなはずの横顔がいきなり憎らしくなったりして本当に辛い思いをしています。
決してあなたを嫌いになったわけではないです。
症状が辛いだけではありません。
なぜなら、生理によってホルモンバランスの変化で起こる症状をコントロールすることが難しく、大好きなあなたを傷つけてしまっている辛さもあるからです。
PMSは周りの人、特に距離の近いひとの理解なしには乗り越えられません。
PMSが引き金となり別れに至るカップルも多くいます。
PMSの該当期間は心身ともにバランスが崩れやすいことを男性自身も自覚することが大切です。
PMSは彼女自身のセルフコントロールも重要だけど、関わる男性も大変だと思う。
彼女の症状がひどい時は、公的機関に相談するのも有効的だよ!
公的機関に相談し、受診することで、何か対処方法を新たに考えることもできます。
セルフコントロールを行う方法も有効的ですが、低用量のピルで症状をコントロールする方法も1つあるからです。
とは言っても中々、病院に行きづらいのが事実です。
今では、スマホのアプリで相談やピルの処方ができるサービスもあります。

実は、ピルの使用率は、知識のある看護学生でも1%ほどです。

ピルは、避妊の役割以外にも生理によるトラブルを避ける目的で使われています。
- ピルを服用するからと言って、避妊を怠っていいわけではない。
- ピルで性感染症は防ぐことはできない。
男性の低用量ピルに関する認識が浸透しないことが原因で、女性自身悩みも抱えることがあります。
上記の注意点は、男性に気をつけて欲しい重要な項目です。
まとめ
男性の9割が認知していないPMS(月経前症候群)についてお話をしました。
彼女のことを考えてこの記事を読んでくれた方、最後までご覧いただきありがとうございました!
PMSの理解が深まることで、女性への関心をより持って彼女と接して欲しいです。
この記事を踏まえて、彼女とより良い関係を気づいて欲しいなと強く願っています!