復習しなければとは思うのですが、どのくらい復習したらいいのかと、復習の仕方が分かりません。
看護学生のみなさんは、
①1日何時間、家で復習していますか??
②どのように復習されていますか??
③テスト前はどれくらい勉強されますか??
3つのことを教えて頂きたいです。
この記事を読むことで勉強に対する不安を解消することができます。
理由としては、偏差値43の高校出身でも看護学生をやっていけるということを知ることができるからです。
最初は勉強についての不安が多いと思いますが、綺麗事を言わずに看護大学に三年間通ってきた僕の本音を話していきます。

結論、学年が上がるごとに勉強は大変になっていきます。
この記事を読むことでより学生の皆さんが、自分の欲しいものや行きたい場所に使うお金を作り出すことに重きを置いて青春を謳歌して欲しいです。

[驚愕]僕の学年別1日の平均勉強時間
僕の学年別1日の平均復習時間は以下の通りです。
大学1年生→週2日、1日1時間程度
大学2年生→週3日、1日2時間程度
大学3年生→週4日、1日2時間程度。実習期間は21時から夜中の2時頃まで
大学4年生→実習と国家試験、看護研究になる予感。(ほぼ毎日)
*テスト前は除きます。
このぐらいの時間を勉強してきました。
学年別になぜこのような勉強時間になっていたかをお話ししていきます。(正直、どの学年もやる気はめちゃめちゃあった訳ではない)
大学1年生:勉強する科目が少ない

バイタルサインやベッドメイキングなど、技術試験で少し苦労することはありましたが、本格的に勉強する科目が解剖学と生理学のみです。
解剖生理に加えて、大学1年生はあとは、授業のレポートを週に何度かこなしていくようなイメージです。
ナイチンゲールの看護覚え書やヘンダーソンの看護の基本となるものといった看護理論家の教科書を読んだレポートを何冊か行う講義があったぐらいだったのであまり多くの時間勉強していませんでした。
テストは教科数が少ないので基本的には1年生で勉強について焦る必要はないと思います。
大学生では尚更ですが、国家試験は入学から3年後にあるので、1年生で勉強した内容は正直忘れてしまうものだと思いましょう。
学年が上がるにつれて復習して覚えていくことになっていくと思うので目の前の勉強を最低限こなすことができれば、いいと思います。
むしろ1年生の間は、アルバイトで多くお金を稼いで、友達と旅行へ行ったり欲しいものを買ったりすることを優先した方がいいと思います。
理由は、学年が上がると、旅行に行くだけのアルバイト代や高いけど欲しいものを買うお金の確保が難しくなるからです。
学年別の平均勉強時間は、思い出せる限りで書いたものです。
僕の平均勉強時間から考えても学年が上がるにつれて勉強する日数と時間は増えていきます。
学年が上がると、アルバイトに充てられる時間は減ってしまいます。
大学3年生に関しては、10月から1月まではほとんどの時間が実習だったので、その間、アルバイトはほとんどできませんでした。
僕が昔の自分にアドバイスするなら1つ!
1年生のうちはアルバイトや友人との時間を多く割いてくれと伝えたい!
アルバイトを1年生から沢山入れておくメリットはあります。
友好関係が深められる上に、時間の管理が上手くなるからです。
多くの時間をアルバイトに当てると、その中で勉強をしなければいけなくなってしまいます。
ですが、逆をいうと短時間で効率よく勉強できるように取り組むことができるようになります。
1年生のうちからアルバイトで忙しいという経験をしておくと学年が上がった時にも忙しいながら勉強とアルバイトを両立させる習慣がつきます。
あまり勉強で心配せずに、1年生のうちは特に、最低限勉強できていれば好きなことに時間を割いて欲しいと思います。
強いていうとすれば、解剖生理学で勉強時間を割くよりも面白い覚え方を身につけて いるといいと思うよ!
Tsubasaさん、それはなんでですか?
国家試験付近とか学年が上がった時に思い出しやすいからだよ!
勉強時間を多く作るよりも自分なりの覚えられる方法を見つけておく方が重要だと今では思います。

大学2年生:技術演習と看護過程の宿題、膨大なテスト

2年生は、技術演習と看護過程の宿題、膨大なテストでハードです。
理由は、病気や領域別の勉強がスタートすることで(小児、母性、精神、在宅など)テストは、膨大な量の科目数になるからです。
2年生の中でも一番大変だったのは看護過程でした。
理由は、基礎看護学実習で看護過程という記録を行うための練習を課題で課せられていたからです。
しかも、実習で行う記録を90分の講義の説明だけで行わなくてはいけませんでした。
患者さんの設定が書かれた事例を渡され、その紙を基に看護過程を始めて実施しましたが、正直、疑問だらけ。
90分先生の話を聞いただけでマスターできる内容ではないので、何をするにも不安でした。
普通さ、実習で行う記録を90分の説明だけでできないよ・・・
先生の添削があるとはいっても提出までは90分の説明のみで参考書が頼り。
そんな記録をこなしながら並行してテスト勉強を行なっていました。
小児、母性、精神、在宅など専門科目の勉強が始まるとテスト科目は2年生で15科目ほどに増えました。
テスト科目が多かったので、気持ち的に滅入りましたが、テスト自体はそんなに難しくなかったことが唯一の救いだったのを覚えています。
看護学生が大変だということを2年生で初めて実感した・・・
1年生は学校によるけど心配いらないよ!
大学3年生:演習、看護過程の嵐で大変

3年生は2年生よりもハードでした。
理由は、3年生は基礎看護実習が終わり成人2つ、小児、母性の実習があるので、それぞれの領域で看護過程が待ち構えているからです。
2年生に比べて、看護過程をこなすスピードは速くなりましたが量が多かったので、ほぼ毎日看護過程をこなすイメージです。
テストというよりも、次の週までの看護過程に追われていました。
看護過程とほぼ同時進行で、技術演習があったので演習前の課題もこなさなければいけなかったのが大変でした。
看護過程と演習で成績がほとんどついたのでテストは2年生の半分以下ですみました。
実習の話はまた別の機会にするね!
テスト前の勉強方法
テストの勉強方法は自分にあったものを見つけておきましょう。 完璧を求めず最低限の勉強で十分です。本当に最低限でいいと思います。
理由は、いくら学内で勉強できていても実習や国家試験の知識と結びつけなければ学習した意味がなくなってしまうからです。
看護の勉強は、実習や国家試験の勉強を行うことで頭に入ってくると僕は思っています。
理由は、学年を積み重ねなければ知識が結びついていかないからです。
実習を例に挙げてみます。

誰もがご存知の心電図です。心電図には波形があります。
P,Q,R,S,T波とそれぞれに名前が付いています。
学校のテストで心電図の問題が出るから勉強をしていたとしても学校の勉強で出る問題は正常の波形ばかりです。
時々異常波形もテストに出ますが、実際の患者さんは、目まぐるしい速さで波形が変化していきます。
現場では、急変が起こっているかどうか判断しなければいけません。数時間の講義で学んだ学内の勉強だけで理解することは難しいです。
看護学生は免許を持っていないので、学校で学んだ知識は、実習で初めて理解することができればそれで良いと思います。
実際に目で見たことが学内で学んだことと結びついて初めて自分の知識になると思っています。
僕自身、実習で心電図、ストマ管理などなど診療科目ごとに見られる治療や観察は自分の目で見るまでは、中々理解することができていませんでした。
なので、皆さんも学内の勉強で完璧を求めず最低限の勉強ができれば大丈夫です。
その代わりに勉強時間は目の前の覚えることに集中できるようになりましょう。
僕の勉強方法
ちなみに僕の勉強方法は、偏差値29でも東大に入ることができた「捨てる記憶術」を参考に勉強しています。
この本の内容は
- 勉強する予定表を作って逆算して勉強を進める
- 殴り書きノートを作る
(丁寧にまとめず単語をひたすら書きながら単語を声に出して脳に覚えさせる。) - A・B・Cの箱と単語メモを作る。
3日以上連続で覚えられたものをAへ。
1日答えられた単語をBへ。
全く答えられない単語をCの箱に入れていき苦手を克服する
自分の5感をフル活用できる勉強法なので個人的に気に入っているこの方法を採用しています。
勉強方法に困っている人は一度本屋さんによって見てもらいたい1冊です。
まとめ
結論学年が上がるごとに勉強は大変になっていきます。
あまり心配せずに最低限単位が取れて入ればそれで良いと僕は思います。
単位が取れそうにないときは勉強をして頭に叩き込む必要がありますが、1,2,3年生と学年が上がるごとに自分の時間が減っていってしまいます。
よく勉強との両立と言いますが、自分の欲しいものや行きたい場所に使うお金を作り出すことに重きを置いて青春を謳歌して欲しいです。
