彼女が生理なんですけど生理の対処法ってなに?
彼氏にどうしてほしいの?
今回はこのような悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事を読むことで生理の基礎知識、月経前症候群について、彼女を手助けできる方法がわかります。
看護学生として、女性の体の仕組みを理解しています。その上で、同じ男性の目線で、彼女にできる支援を今回提案させてもらいます!
この記事では、生理とは何かを説明した上で彼女にできる5つのサポートを紹介します。
この記事を実践することで、彼女と生理中も円滑な関係を築くことができますよ!最後までご覧ください。
彼女に起こる生理の基礎知識
生理のメカニズム
まずは生理について理解しましょう。
男性は生理がないのでイメージすることが難しいですが、女性の体の中で何が起こっているのか理解することで、パートナーへの関わりを考えることができるからです。
生理とは、子宮の内側を覆っている膜(子宮内膜)が剥がれ落ち、それに伴い出血が起きる現象です。
期間は3~7日間。量は20~140mL。
生理痛はいつもの日常生活が送れ、市販の鎮痛薬でやわらぐ程度なら心配はありません。
生理は、ずれても予定日の前後2~5日程度なら正常です。精神的なストレスで1週間ぐらいずれることもあります。
一般的に生理周期は約4週間(28~30日)を1サイクルとし、生理が始まってからおよそ14日目に「排卵」が起こります。
卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体形成ホルモン(プロゲステロン)
こうしたホルモンの影響によって女性の身体や心の状態は3つの時期を繰り返します。
彼女が、どの時期にいるのかがわかっていれば、心身のケアの方法が見つかったり、何かの予定を決めるときにも役立ちますよ。
- 生理とは、子宮の内側を覆っている膜(子宮内膜)が剥がれ落ち、それに伴い出血が起きる現象
- 生理の期間は3~7日間。量は20~140mL。
- ずれても予定日の前後2~5日程度なら正常。
- 精神的なストレスで1週間ぐらいずれることもある。
- 一般的に生理周期は約4週間(28~30日)を1サイクルで女性の身体や心の状態は3つの時期を繰り返す
ちなみに医学用語では、生理を「月経」って言うよ!
もう少し話を詳しく進めていこう!
ここから生理で女性の体に起こる3つの時期についてお話ししていきます。
- 卵胞期
- 排卵期
- 黄体期
卵胞期
卵胞期は、月経による出血の最初の日(1日目)から始まります。
この期間に起きる主な現象は、卵巣にある卵胞の発達です。
平均的には、卵胞期は約13~14日間続きます。
月経周期を構成する3つの期間のうち、長さに最も幅があるのは、この卵胞期です。
卵胞期の開始時点(月経開始時点)では、子宮の内側を覆っている組織(子宮内膜)は、胚に栄養を与えられるように水分と栄養分を豊富に含んで厚くなっています。受精が起きなかった場合には、 エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が低下します。
エストロゲンとプロゲステロンの低下により、子宮内膜の上層部分が剥がれ落ち、月経の出血が起きることになります。
生理終了後からは、 下垂体からの卵胞刺激ホルモンの分泌量がわずかに増加します。このホルモンの刺激によって3~30個の卵胞が成長を始めます。
卵子の元になるやつのこと!
1つの卵胞には1つの卵子が入っています。卵胞期の後半になると、卵胞刺激ホルモンの血中濃度が低下していき、卵胞のうち1つだけ(主席卵胞)が成長を続けます。
この卵胞は間もなく エストロゲンを分泌するようになり、その刺激を受けた他の卵胞は退化していきます。増加する エストロゲンの作用により、子宮は準備を整え始め、黄体形成ホルモンの血中濃度の急激な上昇も刺激されます。

この過程を踏んで、排卵する!
次は排卵期!
排卵期
排卵期は通常16~32時間続き、黄体形成ホルモンの血中濃度が急上昇した10~12時間後に卵子が放出されて終わります。放出された卵子が受精できる期間は、排卵後長くても12時間程度にすぎません。
人によっては、排卵の前後に下腹部の左右どちらかに鈍い痛みを感じることがあり、この痛みは中間痛と呼ばれています。
痛みは数分から数時間続きます。
痛みは排卵が起きた卵巣と同じ側に感じられ、その正確な原因は解明されていません。
中間痛が生じるのは卵胞が破裂する前のこともあれば後のこともあり、毎回の月経周期で常に起きるとも限りません。
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黄体期
ここも男性が悩みやすい時期!
黄体期は排卵後に始まります。受精が起こらなければ、14日間ほど続いてから、月経の直前で終わります。
黄体期には、排卵が起きた卵胞の破れた部分が閉鎖し、これが黄体と呼ばれる構造を形成して、そこから多量の プロゲステロンが分泌されます。
黄体から分泌された プロゲステロンの作用により、受精卵が着床した場合に備えて子宮が準備を整えます。 プロゲステロンは子宮内膜の厚みを増大させ、着床に備えて胚のために水分と栄養素がため込まれます。
プロゲステロンには、子宮頸部の粘液の粘度を高めることによって、新たな精子や細菌が子宮内に侵入できないようにする働きもあります。
黄体期には プロゲステロンの作用によって体温が少しだけ上昇し、この体温の上昇は月経が始まるまで維持されます。
この体温の上昇を利用して、排卵が起きたかどうかを推定することができるよ!
体期の大半にわたって、 エストロゲンの血中濃度は高いまま維持されます。 エストロゲンもまた、子宮内膜を刺激して増殖させます。
エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が上昇すると、乳房内にある乳管が拡張します。その結果、乳房が膨らんだり、圧痛(触れると痛むこと)が生じることがあります。
- 生理前に起こる不安定な心理状態や身体に起こる症状をPMS(月経前症候群)と言う
受精が起こらなかった場合や、受精卵が着床しなかった場合には、黄体は14日後には退化し、 エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が低下し、新たな月経周期が始まります。
彼氏にできる5つのサポート

彼氏にできるサポート5つをここで提案して1つずつ解説していきます。
- 彼女を理解するために生理前、事前に話し合う
- 彼女がいつもやるリフレッシュの方法を一緒に実践する
- 日頃の感謝とともにプレゼントを添えて渡す
- マッサージをする
- お互いの時間を確保する
彼女を理解するために生理前、事前に話し合う
彼女がどうなりやすいのか、どうして欲しいのか事前に話し合いましょう。
理由は、相手を理解することで、お互いの理解を深め、ストレスや負担を避けることができるからです。
女性はホルモンバランスが生理で崩れてしまうため、身体の症状が出るだけでなく、精神的にも不安定になりやすいです。
イライラされたり、急に涙したりする彼女を見たりするよね・・・
このような時期は、男性にかかる負担も大きくなってしまいます。
どこにもぶつけられない負担が男性にはありますよね。僕も彼女がいるのでよくわかります。
そこでです。そもそも事前に彼女がどうなりやすいと認識があるのか。
彼氏であるあなたにどうして欲しいのか事前に話し合っておけば、相手の理解や自分の行動を考えられるので、負担やストレスを事前に避けられるんです。
事前に話し合うって重要だと思う!
生理は、通常なら1ヶ月に1回は必ず来ます。
その度に男性が大きな負担を抱えてしまうことも、長期的な目線で考えると改善策を考えておくことも重要です。
なので、生理期間で喧嘩や話し合いになった時や生理前に、次の生理の時は彼女自身がどうなりやすいのか、どうして欲しいのか事前に話し合いましょう。
サポートする男性も負担を軽減できるように!!!
彼女がいつもやるリフレッシュの方法を一緒に実践する
日頃から、彼女に合ったリフレッシュ方法があると、痛みから気分を逸らす助けになります。
お互いが負担や嫌な気持ちを抱えずに過ごせるように男性からリフレッシュの方法を提案して一緒に実践することで、気分を逸らすサポートをしていきましょう!
部屋でゴロゴロする、好きな音楽や映画、本などを楽しむ、好きな香りのアロマテラピーでリラックスする、ストレッチや軽い散歩やスポーツなどで気分を爽快にするなど、自分なりに気分のほぐれる方法を探しながら提案していきましょう!
体の状況に応じて、彼女の日常生活を考えて積極的に提案しよう!
日頃の感謝とともにプレゼントを添えて渡す
日頃の感謝をプレゼントに添えて渡すとことが個人的にはオススメです。
理由は、女性自身が生理対策で何か便利グッズを自分から買うことは少ないからです。
僕のおすすめは、寝具の上から身につけられるレッグウォーマーと着る毛布、リラックス効果のあるアロマオイルです!
今では、体を温めるために着る可愛い毛布や可愛いレッグウォーマーがあったりします。
これらをおすすめする理由は、体を温めることで、血液循環を良くし、生理痛を軽減するからです。
体が冷えていると、生理痛が起きやすくなるんだよね
また、アロマオイルに関しては、ホルモンバランスを整える効果、落ち込みの解消や、身体的な不調を緩和してくれる効果があるからです。
値段は2,000-3,000円前後で、男性の大きな負担にはなりにくいです。
ちょっとしたプレゼントをもらえると嬉しいし、なかなか買わない日常的に使えるグッズは有効的ですよ!
レッグウォーマー
湯たんぽ
着る毛布
意外と知られていませんが、体を温める以外にも、生理由はアロマセラピーも有効的なんです。
天然のアロマオイルを使うことで気分をリラックスさせることができます。
アロマディフューザー
プレゼントにおすすめ4つのアロマオイル
- ラベンダー
ラベンダーに含まれるリナロールにはリラックス効果があり、心地よい眠りへ導いてくれます。PMSの不眠に最適 - クラリセージ
女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれており、ホルモンバランスを整える効果があります。落ち込みの解消や、身体的な不調を緩和してくれます - ゼラニウム
リナロールによるリラックス効果のほかに、自律神経を整えてPMSの心身の不調を軽くしてくれる効果があります。また、利尿作用があり、PMSのむくみにも効果的 - ローズオットー
女性ホルモンの調整作用があり、腰、腹の痛みを和らげる効果があります。ただし、高価なため代用としてローズゼラニウムを使ってもよいでしょう
マッサージをする
彼氏ができるお金のかからないサポートの1つなので、是非積極的に行いましょう。
むくみ、便秘、肩こり、頭痛など身体的な不調が、生理によって起こります。
部屋でテレビや映画を見ながらマッサージするといいかもしれません。
お互いの時間を確保する
その人それぞれにはなりますが、お互いの時間を確保することもサポートの一つです。
女性の中には、一人でいたい人もいるからです。
事前に、生理中はどのようにすれば良いか話し合っておくとお互い負担なく過ごせると思うので、お互いの時間を確保することもサポートの1つになりますよ。
まとめ
生理の症状は、人それぞれにより重さが異なります。
1番は、パートナーの男性が彼女に対して何ができるかを考えることだと思います。
この記事では、生理の基礎知識と男性にできる5つのサポートをご紹介しました。
少しでも彼女との関係を円滑にできることを願っています!!!
