問題リストの書き方

たった5分で終わる!看護問題リストの書き方と優先順位の決め方

問題リストの優先順位と書き方

お疲れ様です。Tsubasaです。

今回は、『たった5分で終わる!看護問題リストの書き方と優先順位の決め方』を紹介していきます。

順番の根拠を押さえるだけで、優先順位を迷わず決定することができるようになるので、看護問題リストはたった5分あれば書き終えることができます。

看護過程の流れ

アセスメント、看護計画など“患者さんの特徴を踏まえて書く”いわゆる個別性が必要ですが、問題リストの作成には個別性は必要ありません。

一般的な優先順位を決定する要点を抑えながらあなたの看護過程にも活用できるように解説していきます。

Step1:優先順位の付け方を理解する

Step1

まず初めは、看護問題リストを書いていく上で重要な、“優先順位のつけ方について覚えていきましょう。

結論、マズローの欲求5段階説に沿って優先順位を決めていくことを理解できればOKです。

わ、マズロー出てきた。マズローってなんだっけ

マズローの欲求5段階説とは?

マズローの欲求5段階説とは

これを踏まえた上で、なぜ問題リストにマズローの欲求5段階説が関係するかというと、患者さんは、治療を受けることで欲求(特に生理的欲求)を満たせなくなる状況が発生するからです。

もっと言うと生命の危険を及ぼす可能性すらあります。ですから、看護過程で問題をあげた時に優先順位を考えるときは、重要なものを上位に挙げて考える必要があります。

看護計画の優先順位を考える

優先順位は、数字を表していて色は各段階の欲求を表しています。手術目的で入院する患者さんを例に取り上げて優先順位のつけ方を考えて整理します。

例題で看護問題の優先順位を考える

患者さんは現在、手術前に入院しているとします。患者さんは術後、欲求を満たせなくなる場面では以下のことが考えられます。

  1. 術後は、手術・麻酔侵襲の影響で、疼痛が発生して眠りにつけない。
  2. 麻酔侵襲で超蠕動運動が低下してお腹が張る
  3. (便が出にくい) 絶飲食を行うため、食べたいものが食べられない
  4. 膀胱留置カテーテルが入っている。
  5. 退院指導→生命の危険に直結しないから優先順位は後

先ほどの図で考えてみると、これらの問題は生理的欲求を満たせなくなる問題ばかりなので、退院指導以外の観察や援助は優先順位が高くなります。

上記5つの中でも生命の危険のある術後の看護でモニタリングや疼痛管理を行うことは、優先順位の上位だと考えることができます。

ですから、マズローの欲求5段階説から考える優先順位の基準を知っていれば問題の優先順位を決めることで困りませんので今覚えてしまいましょう。

看護の優先順位の上位にくるのは、マズローの欲求5段階で下の階層にある欲求が満たせていないもの

Step2: 問題リストの表現と注意点を理解する

Step2

Step1では、優先順位の基準をお伝えしました。次に行うことは、問題リストの書き方です。

問題リストの書き方には3つの決まりがあります。

3つの決まり
  1. 看護診断を活用する
  2. 原因となる事+看護診断で1文を作る
  3. 可能性がある(潜在)問題には看護診断の後ろにリスクを付ける

看護診断の活用する方法

看護問題リストで患者さんの問題を挙げる時には、問題となることに看護診断を当てはめて文章を作ります。

術後の患者であれば、術後に手術麻酔の侵襲で離床を行うことが難しくなる可能性があります。

術後に関する看護診断に、「術後回復遅延」という診断があるので、この看護診断を活用して問題リストを作っていきます。

原因となる事+看護診断で文を作る方法

使う看護診断が決まったら、次は看護診断の状態に患者さんが陥ってしまう原因となることを考えていき、文章を作っていきます。

文章の書き方は、以下の通りに統一してください。

“〜〜”に当たる部分は、患者さんによって原因が異なることがあるので大きな決まりはありません。ですが、「◯◯」の部分は看護診断を活用して締めくくることで統一する必要があります。

〜〜に関連した「◯◯」もしくは、〜〜による「◯◯」で先ほどの書くと[手術・麻酔による術後回復遅延リスク]となります。

Tsubasa

手術前の患者さんをアセスメントする場合、回復遅延は実際に起こっていないから、文末にリスクがつくよ

まとめ

問題リストの優先順位と書き方

以上。「たった5分で終わる!看護問題リストの書き方と優先順位の決め方」でした!

最後に復習して実際に問題リストに取り組みましょう。

問題リストの優先順位と書き方

<優先順位>

  • 看護の優先順位の上位にくるのは、マズローの欲求5段階で下の階層にある欲求が満たせていないもの

<問題リストの書き方>

  • 文章は、看護診断を活用する
  • 原因となる事+看護診断で1文を作る
  • 可能性がある(潜在)問題には看護診断の後ろにリスクを付ける

これさえマスターできれば、看護問題リストはバッチリです。

一度わかると問題リストを作る時に苦労することはほとんどないので、文章の作り方がわからない場合は、繰り返し確認しながら記録を進めて見て欲しいです!

もしも説明がわかりにくいなどの要望がありましたら、お問い合わせ又は、ツイッターとメッセージで対応することができますので連絡していただける嬉しいです。

さらにいい情報発信をするために質問・意見ありましたご連絡宜しくお願いします。

もしかするとこちらの記事もおすすめ

看護計画の書き方
[看護過程]看護計画の書き方看護計画の書き方についてまとめています。図解多めで文章を構成していますので、書き方に困っている人はぜひご覧ください。記事構成は、評価日の設定、O-P,T-P,E-Pの各項目に分けて内容を整理しています。...
すぐに実践できるSOAPの書き方
[看護過程]すぐ実践に移せるSOAPの書き方を丁寧に1から解説今回は、看護過程の評価の部分を担う、『SOAPの書き方』について丁寧に1から解説していきます。この記事で、あなたがSOAPの書き方についての悩みを解決できるようにする為、「すぐ実践に移せるSOAPの書き方」という視点に基づいてS,O,A,Pの項目で何をどこまで書けば良いか具体的に説明していきます。...
ABOUT ME
tsubasa
看護学生お助けサイトMasupi Blogを運営中。北海道在住21歳。看護学生として多忙な生活を送りながら色々な事に挑戦しています。
先輩たちは、この参考書で合格した!

豊富なイラストで理解を助ける!
問題集『QB』シリーズと連携!

10年分の看護師国家試験を1冊にした
「レビューブック」

 

『QB』シリーズはこちら

「クエスチョンバンク」

必修に特化した
「クエスチョンバンクselect必修」